「統計改革推進会議最終取りまとめ（平成29年5月19日統計改革推進会議決定）」において、「国民により信頼される行政を展開するには、政策部門が統計等を積極的に利用して、証拠に基づく政策立案（EBPM：Evidence-based Policy Making）を推進する必要がある」とされ、各省では、EBPM推進に係る取組を総括する機能の整備、EBPMの実践、EBPMを推進するための人材の確保・育成等に関する方針の策定等について、取り組むことが求められている。また、「経済財政運営と改革の基本方針2019（令和元年6月21日閣議決定）」においても、「EBPMを推進し、人材の確保・育成と必要なデータ収集並びにロジックモデルの活用等を通じて、予算の質の向上と効果検証に取り組む。」とされている。

そこで、国土交通省では、実践的なマニュアルの整備や国土交通分野における事例集の作成を行い、EBPMの理解・活用促進のための基礎となる環境づくりを実施することを目的として、本調査を行った。
（国土交通省委託）

EBPM推進に係る調査研究業務