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内部統制に関する基本方針

平成27年3月6日

公益財団法人未来工学研究所

 

 

  公益財団法人未来工学研究所(以下「この法人」という。)は、業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)の整備に関し、この法人の基本方針を以下の通り定める。内部統制システムの中核となる諮問機関として内部統制委員会を設置する。

 

1.理事および職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

(1) 理事及び職員が取るべき行動の規範を示した「倫理規程」を定め、率先垂範するとともに周知徹底を図る。

(2) 理事は年1回の定例理事会や必要に応じて開催する臨時理事会において、他の理事の職務執行を監督する。

(3) 「コンプライアンス規程」「利益相反規程」等各種規程の制定及び周知徹底を通じて、理事及び職員が法令等を遵守するための体制を整備する。

(4) 内部通報制度を整備し、法令違反や内部規程の違反またはそのおそれのある事実の早期発見に努める。

(5) 反社会的な勢力には毅然とした態度で臨み、いかなる便宜も供与せず、一切の関係を遮断する。

 

2.理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

(1) 理事会、評議員会の議事録、事業運営上の重要事項に関する決裁書類等、理事の職務の執行に関する文書は、法令や文書管理規程及び情報セキュリティ管理規則に基づいて適切に保存及び管理を行う。

(2) 個人情報の保護については、個人情報保護方針に基づき、保有する個人情報を厳重に管理し、個人の権利利益を保護する。

 

3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制

 (1) 「リスク管理規程」を制定し、日常の業務遂行から生じる多様なリスクを可能な限り未然に防止することを第一義とするとともに、危機発生時には規程に基づき適切に対応する。

(2) 大規模な災害については、安全や社会への貢献にも十分に配慮の上、適切な対応手順を明確化する。

 

 

4.理事の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

(1) 理事会、評議員会は定時開催のほか、必要に応じて臨時に開催するものとし、適切な職務遂行に支障を来さぬ体制を確保する。

(2) 職務執行の効率化を推進するため、適切に権限を移譲する。また規程により職務権限を明確化する。

(3) 経営目標の達成管理や業務運営の進行状況については、継続的に検証し、その結果を反映させる体制を整備する。

 

5.財務報告の信頼性を確保するための体制

(1) 適正な会計処理を確保し、財務報告の信頼性を向上させるため、経理業務に関する規程を定めるとともに、資産の保全および財務報告に係る内部統制の体制整備と有効性向上を図る。

 

6.監事への報告体制及び監事の監査が実効的に行われることを確保するための体制

 (1) 監事は、理事会等の重要会議への出席ならびに重要書類の閲覧等を通して、理事等の職務執行についての適法性、妥当性に関する監査を行う。

(2) 監事の求めに応じて、その職務を支援すべき組織として総務部がこれにあたる。

(3) 監事の支援を行う職員は、その職務に専念している間は、監事から直接指示を受けることにより独立性を確保する。

(4)理事及び職員は、重大な法令・定款違反及び不正行為の事実、またはこの法人に著しい損害を及ぼす恐れのある事実を知った時には、速やかに監事に報告する。

(5) その他、理事及び職員は「監事監査規程」に定めのある事項を遵守する。

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