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ICTを活用した遠隔栄養指導による生活習慣病改善の実証研究

生活習慣病の一つである糖尿病は、糖尿病性腎症からの透析導入、心筋梗塞や脳卒中、認知症やがんのリスクを上げ、健康寿命の抑制・医療費の増加や国民のQOLを下げる大きな要因である。食生活や運動などを改善することで、肥満症や脂肪肝の抑制を図り、エビデンスに基づき限られた医療資源の中で効率的に行動変容を起こし生活習慣病を予防・改善させる介入法の開発が重要である。

2018年から中央大学研究開発機構と共に臨床研究に取り組んでおり、Information and Communication Technology(ICT)の発達によって実用化が進んだPersonal Health Record(PHR)アプリ・システムを活用した地域の医師、薬剤師、管理栄養士らパラメディカルを中心に行政と連携しながら、生活習慣病の重症化予防(3次予防)と早期発見(2次予防)、将来的には生活習慣病自体の予防(1次予防)を目指している。

過去の主な成果は2020年度のアニュアルレポートに報告済みであり、ここでは2021年度について報告する。
(㈱メディカルメンバーシステム委託)

ICTを活用した遠隔栄養指導による生活習慣病改善の実証研究

2022年04月01日 更新
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