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理工系分野における女性活躍の推進を目的とした関係国の社会制度・人材育成等に関する比較・分析調査

我が国の理工系分野における女性研究者や技術者の割合は増加傾向にあるものの、研究者に占める女性の割合は15.3%(2016 年)に留まっており、諸外国の30%程度と比較すると、依然として低い水準となっている。また、増加のペースも3 年で1%程度と諸外国と比較して低い状況が続いている。今後、本格的な人口減少社会を迎える中で、世界最先端の科学技術立国を目指す我が国が、持続的な成長を確保し、さらに、イノベーションの創出によって社会の課題を解決するためにも、女性研究者等の活躍を推進することは急務である。
しかし、女性研究者等の母集団となる、理工系に学ぶ女子大学生の比率は理学部で27.0%、工学部で14.0%(2016 年)であり、諸外国と比較して少ないのが現状である。女性研究者等の活躍を推進するためには、理工系に学ぶ女子大学生を増やす必要があり、そのための施策の拡充が求められている。
そこで、欧米各国の中でも女性研究者等の割合が高い国や近年女性研究者等の活躍が顕著と言われている国における理工系女性人材の確保に向けた社会制度や人材育成の仕組み等を比較・分析することで、我が国施策の示唆を得ることを目的に、本調査を実施した。  (内閣府委託)

理工系分野における女性活躍の推進を目的とした関係国の社会制度・人材育成等に関する比較・分析調査

2017年04月01日 更新
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