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情報セキュリティに関する日米協力の方向 Study of U.S.-Japan Co-operation on Information Security

 情報化の進展、IT 革命の進行により、世界の社会経済のネットワーク化が急速に進行し、冷戦後の世界がいまだ安定した姿をあらわさないまま、社会経済においても、安全保障環境においても情報セキュリティへの脅威は国際社会において最大の課題となりつつある。この問題に対して米国は国家計画を作成し対応を進めているが、わが国にとっても当研究所のイニシアティブによって内閣官房に対策グループが設置され省を超えた対策が検討され始めている。 最も重要なことは日米間において欧米的な調整を進め、共通の対応をとることが期待されるが、この為にも欧州委員会等の見解も加味し、両国で政策協調を検討する必要がある。本事業では経済社会、及び安全保障分野においても最大の課題とりつつある情報セキュリティについて、日米欧の政策担当者・研究者などによるワークショップ、国際会議を行い日米の政策協調の枠組みを検討し、日米協力の内容を提示することを目的とするものである。

 

2001年05月08日 更新
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