IT バブルがはじけた後も我が国では、継続的に技術革新や新たなサービスの提供が行われ、新たなIT、および関連サービスが生活の中に浸透してきているように見受けられる。しかしながら、この「ブロードバンド」や「ユビキタス」と言った環境の広がりが我々の生活にどのように浸透し、ライフスタイルにどのような影響を与えているかはいまひとつ明確になっておらず、また、環境変化のスピードがあまりにも速いため、一昔前の調査内容と現状には少なからず乖離があると考えられる。そこで、現時点において、インターネットに代表されるIT を国民がその生活においてどのように利用しているのか、またその利用自体が国民生活をどんな風に変化させているのかを明らかにし、『平成15 年版情報通信白書』に掲載するのにふさわしいデータや分析結果等を提供することを目的として、本調査を実施することとした。

• 国民生活におけるIT 活用調査