トップページ > 調査研究 > 世紀の安全安心な食品生産加工流通マネジメントに関する研究 Study of safe and relieved management of food industry processing and distribution

世紀の安全安心な食品生産加工流通マネジメントに関する研究 Study of safe and relieved management of food industry processing and distribution

 本調査研究は、財団法人セコム科学技術振興財団の助成(代表:未来工学研究所 上野伸子)を受けて平成18 年度にかけて実施する。
BSE 、O157 による食中毒、食品表示偽装事件など、食品の安全性に対する国民の関心が高まっている。内閣府食品安全委員会が2003 年7 月に設立され、透明性の高い食品安全行政の確立に向けた施策が検討されている。しかし、消費者が食品を購入する際に実質的な接点となるのは、小売店、量販店や、生産加工を担う農家や漁業者、メーカ企業などである。これら民間主体の食品の安全性は自主的な努力に任されており、民間主体の組織としての「安全文化」の意識の醸成が実質的な食品安全対策として求められる。 本研究は、各民間主体が「安全安心な食品」を消費者に提供するために、「生産品(商品)の安全性」を確保する新しい施策について、食品安全マネジメント専門家によるデルファイ法を用いた研究を実施する。本研究が食品業界全体としての水準を向上させる施策に繋がることを目的とする。

 

2006年03月31日 更新
^ このページの最上部へ戻る