トップページ > 調査研究 > Ⅵ-1.遺伝子組換え生物等の生物多様性影響防止に関する調査

Ⅵ-1.遺伝子組換え生物等の生物多様性影響防止に関する調査

1.調査の目的近年、医療、農林、環境保全分野において、バイオテクノロジーの利用が急速に進んでおり、遺伝子組換え生物等の開放系での利用も行われ始めている。その一方で、このような遺伝子組換え生物等が生物多様性に与える影響についての懸念もあり、遺伝子組換え生物等の利用にあたっては、適切なリスク評価及びリスク管理がなされることが求められている。折しも、2010 年10 月に愛知県名古屋市において生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)及びカルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP-MOP5)が開催された。本調査は、これらの動向を踏まえて、遺伝子組換え生物などの開放系利用およびそれらに対する規制等に関する最新の動向をとりまとめた。以下では、そのうち、ここ1 年間における新たな動きとして注目される、米国における遺伝子組換えサケおよびマレーシアにおける遺伝子組換え蚊をめぐる動向を紹介する。(環境省委託)

2011年09月20日 更新
^ このページの最上部へ戻る