本調査は、2014年から国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、「JST」という。)が実施している「日本・アジア青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプラン」の充実を図るために、招聘候補地域である中南米の教育制度及び教育の現状を調査したものである。既に、中南米地域のうち招聘候補国としてブラジル、メキシコ、コロンビアの3カ国を選定し調査の対象としているが1、加えて本調査では、アルゼンチン、チリ、ペルーの教育状況を調査する。具体的には、招聘対象者が在籍する後期中等教育機関及び高等教育機関の情報を中心に調査し、招聘対象者選抜の際の指標となりうる客観的、定量的な情報の整理を行うことを目的としている。
(国立研究開発法人科学技術振興機構委託)