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【開催案内】 オンライン座談会02 ~『伝統工芸の用具・原材料の持続可能な確保に向けて』~

●第2回「金工の会」 /「継承と情報共有」~次代に受け継ぐために~

【お知らせ】第2回オンライン座談会は、盛況裏に開催終了いたしました。
以下より録画がご覧になれます。

 金工(金属工芸)は、伝統工芸の中でも専門的な用具・設備や様々な原材料が必要とされますが、鉱工業など関連産業の構造変化などを背景に入手困難なものが増えています。一方、比較的長期間保管できる鉱物等が多いこともあり、昨今では、廃業する人からの保有在庫が移譲・売買される話も聞かれます。

 象嵌をはじめ金工において広く行われる表面処理工程である煮色着色(煮込み・煮上げ)には、緑青と硫酸銅を銅鍋で煮立てて使用しますが、今回の座談会では、そうした緑青など金工分野で使用する原材料等を一般の人々にもわかるよう工房の現場から紹介します。そして、その持続的確保のための情報共有のあり方や、継承のために求められる仲介の役割など、今後の取り組みの促進に向けてどのようなことができるか、次代を担う若手工芸家等を中心に意見交換を展開します。

詳細なパンフレットはこちらからご覧下さい

【主催】
文化庁 文化財第一課

【事務局】
公益財団法人 未来工学研究所

【開催日時】
2021年2月24日(水) 18:00~19:30

【形態】
Zoomウェビナーによるオンラインセミナー

【参加費】
無料

【定員】
100名 (原則として申込順)

【開催次第】
(1)座談会 
1.金工関係の原材料等の紹介(煮色着色の工房から)
2.意見交換Ⅰ  廃業に伴う緑青の保有在庫の処分・継承
        仲介等の役割や情報共有の必要性について
 意見交換Ⅱ  用具・原材料の情報共有・情報交換にSNSをどう利用するか       
 意見交換Ⅲ  情報交換と自身の取引先や技術等を公開したくないという考え方・慣例の両立について

(2)質疑応答

【出演者】

原 信人        伝統工芸士(煮色仕上げ・着色)
松本 育祥    金工家
中村 大朋    金工家
佐藤 奈々美    金工家
押山 元子      文化学園大学造形学部・大学院教授 
野阪 和史      銅器専門着色業4代目 着色工房・色政(いろまさ)
般若 泰樹      金工家 般若鋳造所    
清水 克朗      富山大学芸術文化学部准教授

【申込先】
下記URLから入力と送信をお願いします。(職場ネット環境でアクセスできないときは、スマホ等を活用ください。)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_1Xq43bR5RJS3Kt3ff2y80g

【申込締切】
2月19日(金) 定員に達した場合、締切以前に締め切りますのでご注意ください。

*【ご参考】
平成29年度~令和元年度に実施した伝統工芸用具・原材料調査の報告書は、文化庁ホームページの下記サイトからご覧いただけます。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/dentokogei_chosa/index.html

【お問合せ先】
(事務局) 公益財団法人 未来工学研究所
〒135-0033 東京都江東区深川2丁目6−11 富岡橋ビル 4F
電話:(担当直) 090-2317-9499  (代)03-5245-1011
Eメール: kougei.online@gmail.com
関、三重野/(公財)未来工学研究所

詳細なパンフレットはこちらからご覧下さい

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