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【開催案内】 オンライン座談会01 ~『伝統工芸の用具・原材料の持続可能な確保に向けて』~

●第1回「漆の会」/「環境×文化」~持続可能な取り組みに向けて~

【お知らせ】第1回オンライン座談会は、盛況裏に開催終了いたしました。
以下より録画がご覧になれます。

 漆芸の分野で塗りや蒔絵装飾などに使われる刷毛・筆は、繊細な表現を可能とする動物毛を伝統的材料として作られてきました。しかし、その採取・加工等に携わってきた担い手の高齢化などで確保が難しくなっています。

 今回の座談会では、鳥島(東京都)における環境省の事業の中で副産物として生じたクマネズミの毛を漆刷毛・蒔絵筆作りに利用しようという試みを映像等を織り交ぜながら紹介。この取り組みが実現するまでの経緯、成功のポイント等を語り、今後の工芸関係者などの取り組みに資する示唆を提供します。

 さらに、このような取り組みを持続可能なものとするために、我が国も対応が求められている「SDGs(国連のサミットで採択された国際社会共通の持続可能な開発目標)」を踏まえ、これに調和する伝統工芸に対する社会的な理解を訴求します。そして、価値観を共有できる人々や産業界との情報共有、連携、用具・原材料の持続的確保のための取組促進に向けて、どのようなことができるかを語ります。

詳細なパンフレットはこちらからご覧下さい

【主催】
文化庁 文化財第一課

【事務局】
公益財団法人 未来工学研究所

【開催日時】
2021年2月10日(水) 17:30~19:00

【形態】
Zoomウェビナーによるオンラインセミナー

【参加費】
無料

【定員】
100名 (定員に達しました)

【開催次第】
(1)座談会 
1.事例紹介  鳥島での活動、刷毛・筆の試作の模様
2.意見交換Ⅰ  分野を超えた連携の取り組み~経緯、成果、課題~ 
 意見交換Ⅱ  伝統工芸とSDGs*~用具・原材料の持続可能な確保に向けて
(2)質疑応答

*持続可能な開発目標(SDGs)とは,国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す17のゴールから構成された国際目標です。

【出演者】
室瀬 和美  漆芸家・重要無形文化財「蒔絵」保持者
松沢 友紀  いであ㈱ 国土環境研究所生物多様性研究センター 主査研究員
佐藤 真久  東京都市大学大学院 環境情報学研究科 教授   
岩関 禎子  一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン 専務理事 兼 事務局長

【申込先】
下記URLから入力と送信をお願いします。(職場ネット環境でアクセスできないときは、スマホ等を活用ください。)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_-VEyGIMUQl2jjJuzEenguA

【申込締切】
2月5日(金) 定員に達した場合、締切以前に締め切りますのでご注意ください。

*【ご参考】
平成29年度~令和元年度に実施した伝統工芸用具・原材料調査の報告書は、文化庁ホームページの下記サイトからご覧いただけます。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/dentokogei_chosa/index.html

【お問合せ先】
(事務局) 公益財団法人 未来工学研究所
〒135-0033 東京都江東区深川2丁目6−11 富岡橋ビル 4F
電話:(担当直) 090-2317-9499  (代)03-5245-1011
Eメール: kougei.online@gmail.com
関、三重野/(公財)未来工学研究所

詳細なパンフレットはこちらからご覧下さい

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