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カルテ記述分析による東洋医療の評価手法基準に関する研究 Pilot study on evaluation standards for the Eastern medicine with chart text mining

 近代西洋医学は客観的で要素還元的な患者データを重視するのに対して、東洋医学では主訴や全身状態を表現する患者データを重視する。そのため、西洋医学的診断名と東洋医学的診断結果の関係は概して多対多となる。そのような東洋医療の治療効果に対して、西洋医学的な診断名のみによるRCT(Randomized Controlled Trial)評価を適用することは、不適切と言わざるを得ない。そこで、本研究では近代西洋医学診断と東洋医学診断の複雑な相関を、患者データに対する統計的手法による解析を活用しつつ明確化し、適切な評価手法のための基準構築を目指した。

 

2007年04月17日 更新
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