調査の目的今後の制度運用に資するための基礎資料を得ることを目的に、環境省が実施している環境技術開発等推進費、地球環境研究総合推進費、廃棄物処理等科学研究費補助金(次世代廃棄物処理技術基盤整備事業を含む)、地球温暖化対策技術開発事業の4つの競争的資金(いずれも名称は平成18年度時点)で実施し、平成18年度に終了した研究開発課題について追跡評価を実施した。追跡評価に当たっては、平成21年度環境研究・技術開発推進事業追跡評価業務の結果を踏まえて、被評価者の自己点検(アンケート調査)および被評価者へのインタビュー(個別調査)を実施し、各研究開発課題終了後の成果の活用状況(成果の実用化の状況、環境行政への反映状況、環境保全への貢献状況、終了後の研究開発の展開状況等)を把握するとともに、これらをもとに有識者15人で構成する評価委員会で検討を行い、評価をとりまとめた。また、今後の制度運用に資するために、評価のあり方に関して、評価の実施単位、評価指標、評価の進め方の観点から提言を行った。(環境省委託)