◆一般社団法人研究・イノベーション学会
科学技術・イノベーション政策分科会/研究戦略・評価分科会共催◆
実施済み会合の配布資料と録画
AIに関係する調査研究活動は量的にも質的にも急拡大しています。その中で、今回のレビューシリーズは「ソブリン AI」に焦点を絞ることにします。Sovereignの語源を辿ると俗ラテン語のsuperanus「最高位にあるもの」に由来しているとあります。日本語では「主権者」と訳されることがありますが、「支配する者」ではなく構造上「最上位」にある状態という階層的な含意が強いとされています。このシリーズではソブリンAIを「最上位の政策や戦略に関わるAI」と理解し、議論を深めることとします。
AI先進国では既に「ソブリンAI」に相当する「生成AI」が実態化されていますが、多くの国ではまだ構想段階にあります。アクセンチュアの「ソブリンAI成熟度指数」では、世界平均53に対し日本は47と低位にとどまっています。
今回の企画は実践的な学の観点から、「ソブリンAI」の諸局面を精査し、分析結果を基にして新たなAI政策を構想していこうとするものであり、学会創立時の輝かしい我が国を蘇らせる嚆矢となればと願っています。
本シリーズでは、以下のテーマを考えています。
・「ソブリンAI」に関する主要国・地域の取り組み状況の把握
・「ソブリンAI」として展開されている政策内容
・「ソブリンAI」に期待される機能とAIシステム
これらは例示であり、「ソブリンAI」に関しては参加者からの提案を随時受け付け、緊急性の高い課題から議論を深めていきたいと考えています。
このレビューシリーズでは、学会創立準備段階からの慣行である「省庁バイアス」を根拠とする発言は控え、国全体ないし大多数の国民のための検討を目指すものとします。
参加者は分科会会員に限定することなく、学会員以外の関係者も歓迎します。
共催する両分科会会員以外の参加希望者はこちらのフォームからお問い合わせください。
日 時 2026年8月7日(金) 開催済
主 題 シリーズの趣旨とシリーズ開催の意図
話題提供と質疑:
知識論と学問論を踏まえた新型「ソブリンAI」:知能型から知性型への進化:平澤 泠